眠気を伴う生理痛
生理のときに眠気があるという方々は、非常に多くいらっしゃいます。生理のときだけではなく、生理前にも眠気は強くなる傾向がありますので、みなさんも一度や二度は経験があるのではないでしょうか?
激しい眠気を我慢することは、とてもパワーがいることですよね。さらに眠気と共に生理痛も伴っている場合は、ますますパワーが必要となります。ただでさえつらい生理痛だというのに、それに眠気が拍車をかけてくる・・・仕事や家事をしているときにこのような状態になってしまうことは絶対に避けたいところですが、生理中には起き得てしまうことなのです。
では、どうして生理中には激しい眠気が起きるのでしょうか?それには女性ホルモンの一つである黄体ホルモン「プロゲステロン」が深く関係しています。プロゲステロンがバランス良く分泌されていると、交感神経と副交感神経もバランスの良い状態となっているので、日中に激しい眠気がおそうようなことは少なくなります。
しかし、生理中や生理前の時期というのは、女性ホルモンのバランスが崩れやすくなってしまっているんですね。そしてホルモンバランスが不安定になると、プロゲステロンの分泌量が減少していくのですが、プロゲステロンの減少によって副交感神経の働きも低下していきます。
副交感神経とは心身にリラックス効果を与える神経のことで、眠気もこの副交感神経が関係して起こります。ですが、生理中に起きる眠気は副交感神経が直接作用しているわけではありません。プロゲステロンが減少すると副交感神経も低下してしまうため、しっかり眠らなければいけない夜になっても交感神経が優位のままになってしまうのです。
このように交感神経が働きすぎると夜に眠れなくなることから、日中に激しい眠気が現れてしまうということが言えるでしょう。
また、生理痛に関しても交感神経や副交感神経が関わってきます。交感神経が優位になっているときは心身が緊張状態にあるときですから、ストレスを感じた交感神経が活発になることによって生理痛が現れるということも言えます。
以上のような眠気を伴う生理痛を改善するには、夜寝る前に心身を十分にリラックスさせることが大切です。1日の緊張やストレスを緩和させ、ゆっくり眠れる環境をつくっていきましょう。



